最近読んだ本 2018/0101-0131

最近読んだショウペンハウエルの”読書について”に「本を読むばかりだと自分で思考しなくなったり他人の意見を自分の意見と勘違いしてしまうので読むだけじゃなくて自分で考えるようにしないとダメ」的なニュアンスのことが書かれていたので読んだ本の記録をして少しでも自分で考えたフリをしようと思いこの文章を書いている。

読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 

去年読書メーターを始めて読んだ本と1行程度の感想は記録しているが、どれを見ても「おもしれ〜」と「すごいおもしれ〜」しか書いていないせいで時間を置いてから読むとなにが面白かったのか自分ですら意味不明だったのでログとして残していこうと思った。

読んだ順に叙述していけば自分がその時なにに興味を持って本を読んでいたかも可視化できるようになって後から見返した際に楽しそうなのでそんな感じで書いていこうと思う。

 

利己的な遺伝子

 

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

 

 かれこれ一年前くらいに買ったが序文を読んだ段階で読むのが面倒になり寝かせていたが年始に意を決して読んだ。

学がないので学術書の類としてではなくあらすじにも書かれてる通りただのサイエンス・フィクションとして読んだがこれがまぁ面白かった。平たく分かりやすく書かれており、専門用語を極力使わずにバカにも分かるように比喩や擬人法が多く使われていたので楽しく読み進める事ができた。とにかく出てくる文章が全部カッコいいのも読んでいて楽しかった。

われわれは遺伝子機械として組み立てられ、ミーム機械として教化されてきた。しかしわれわれには、これらの創造者にはむかう力がある。この地上で唯一われわれだけが、利己的な自己複製子たちの専制支配に反逆できるのである。

p.311

ふるえるほどカッコいい一文。

とにかく興味深い、知的好奇心をくすぐられる内容ばかりだったが、一番面白いと感じたのはもともとこれを目当てにこの本を購入したというのもあったが、やはり11章のミーム論だった。

本書では遺伝子とは自己複製子(自らの複製を作る能力を持つ過程)であると一貫して記述されているが、そこで人類が後世まで伝えてきた価値観や物語、文化も自己複製子ではないか、というもの。 ミームという単語をモヤモヤと曖昧に理解していたが、この項を読み少し理解が深まった気がした。

ミーム論を目的に本書を読んだが、万人向けに書かれたためか思ったよりもそこに焦点を当てた項が少なく、動物社会学的な内容が多かったので今度はもう少しミームについて深く掘り下げている本が読みたい。(バカでも読めるオススメの本があれば教えてほしい。)

 

狂気 (〈一冊でわかる〉シリーズ) 

 

狂気 (〈一冊でわかる〉シリーズ)

狂気 (〈一冊でわかる〉シリーズ)

 

 タイトルが静かにくるっていてカッコよかったので購入して読んだ。

正直な話なにも理解できなくて笑ってしまった。

西洋史における狂気の歴史、端的に言えば神々や悪魔などオカルティズムとして認識されていた狂気、狂人を哲学や心理学、医学の範疇で捉え、人が向き合っていく歴史を一冊にまとめたもので、中々に興味深い内容が多かったがいかんせん前提となるフーコーだったりニーチェだったりの知識がなく、ただページをめくり文字を眺めるだけになってしまった。

 

セルフ・クラフトワールド

 

芝村裕吏氏がハヤカワ文庫から出版した全三部作のSFライトノベル小説。

MMORPGに生物の進化の概念を組み込みゲーム内の時間経過速度を現実の100倍にした結果、現実を遥かに越える速度で生物が進化を遂げ、その生物のメカニズムを元に現代社会に技術が逆輸入されるというストーリィのSFの小説だがこれがまたべらぼうに面白かった。

「よくできたゲームは、異世界と変わりがありません。〈セルフ・クラフト〉は日本が保有する異世界であり、異世界の特性を使えば日本を、あなたがたを救うことが可能です」

セルフ・クラフト・ワールド 3 p.230

1巻でAIと人間の恋愛を描き、2巻でゲームの外である現実世界を描き、3巻で現実を越えるゲームが現実をどのように変革していくかを描くという、とにかく盛り沢山な内容でよくもまあ3巻でここまで世界を描ききってしまったなと感動するしかない。

話としても狂うほど面白かったが、あとがきに書かれていた”人間を複雑過ぎるものとして規定したいだけではないか疑惑”という一文がめちゃくちゃ気に入っている。

最近自分が読んだSFでは人間を神聖視し、人間と被造物、無機物の間に完全に一線を引いているものが多かったので、自分達が思っているほど人間は複雑でブラックボックスではないという一つの解釈が書かれていたのが嬉しくて胸がすくような思いになった。

前述した利己的な遺伝子に書かれていた内容とも理解するものが多く、読むタイミングも噛み合っていたと思う。

 

アーキテクチャの生態系

 

mixi2ちゃんねるニコニコ動画ケータイ小説初音ミク…。なぜ日本には固有のサービスが生まれてくるのか。他の国にはない不思議なサービスの数々は、どのようにして日本独自の進化を遂げたのか。本書は、日本独自の「情報環境」を分析することで、日本のウェブ社会をすっきりと見渡していく。

あらすじより

 

様々なウェブサービスを社会分析の観点から考察した本。2008年出版の本で現代から考えると少し古い内容だったり的を外れた流行予想だったりするがめちゃくちゃ面白かった。

ウェブサービスアーキテクチャ(建築や場)、利用するユーザを生物として観測した際、アーキテクチャは生物に対してどのような影響を持つのかという形而上の生態系のような内容をメインに取り扱っている本。その中で書かれている、開発者の意図しない形でwebサービスは利用するユーザを水面下のうちに規定し、ユーザに無意識のうちに規範を守らせる、といった分析がSFの設定ぽくてなぜだか分からないがめちゃくちゃワクワクした。

 

これから読む本

利己的な遺伝子の影響でセレンゲティ・ルールを購入したので2月中に読みたい。

これも動物社会学を主題とした本のようなので楽しみ。

前述したがミーム論についてももう少し理解を深めたいのでいい入門書があれば是非教えていただきたい。

セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか

セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか

 

 あとは最近円盤皇女ワるきゅーレのアニメを視聴した際何故か脚本を書いていて思わず笑ってしまった月村了衛の小説である機龍警察を読んでいる。設定も気になっていたが強い女が女に向ける感情を描いた小説として読んでも面白いと噂なので楽しみ。 

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
 

 あとは最近アニメばかり見ているのでもう少し構図や映像技術などから作り手の思考や感情が読み取れたら更に面白くなるのではと思い映像の原則も購入した。 

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

 

 

 あらためて述懐してみるといかに本を読んでなにも考えていないことが分かって軽く凹んでいるのでもう少し頭を使って本を読めるように特訓しようと思った。

可能な限りこのようなまとめは続けていきたい。

2017年リリースされた同人音声5選

今年も一応書いておこうと思う。

今年の初めにバイノーラル再生に適したヘッドホンとして有名なDENONのAH-D600を購入したおかげでバイノーラル音声を聴くのがめちゃくちゃ楽しくなってしまったので去年よりもバイノーラル作品に比重が寄ってしまった。

 

 1.弟っていうのはお姉ちゃんが大好きな生き物なんでしょ?

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サークル主の伊ヶ崎綾香さん自身も声優としても活躍され、昔販売していた効果音作品は第一線で活躍する同人音声サークルの方々がほぼ100%使用していることで有名なサークル「シロクマの嫁」さんの作品。

弟が大好きなお姉ちゃんが研究材料として弟のあんなところやこんなところを徹底的に責める――といった同人音声作品としては比較的ポピュラなテーマだが、この作品はとにかく録音環境が良く、性能の良いイヤホン、ヘッドホンで聴くととても臨場感がある。

中でも耳舐めのリアリティが凄く、3トラック目の「耳舐め研究」の中盤、耳の穴に舌を突っ込まれてぐりぐりと動かされるシーンでは身体が弓なりに跳ねるほど衝撃(快感)を受けた。

 また、おまけとして収録されている「綾香の耳舐め研究会」では、伊ヶ崎綾香さん本人による、バイノーラルマイク3種の耳舐めの雰囲気の違いを比較した音声まで収録されている。

今まで作品として聴いていたところに現実が侵食してくるのがメタ・フィクション的で少し面白かったが、単純に耳舐めのみのトラックとしてもかなりクオリティが高いのでコストパフォーマンスが良く素晴らしいと思ったので気になった方は是非購入してほしい。

  2.むっちりサキュバスお姉さんに、甘ぁく責められて、 我慢も続かず、Hなダメダメ坊やにされちゃう音声♪

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 サークル「Aggressive Measures」さんの作品。

タイトルの通りサキュバスにちんちんかもかもされる作品である。DLsiteで音声作品を買うような輩はすべからくサキュバスが好きだと思うのでこの記事を読んでいる人はもう大体購入済みなのではないだろうか。

この作品は全編女性上位なので、感じていないのに感じている振りをする通称「嘘喘ぎ」等が多分に含まれているのも良かった。(自分が好きなので。)

あと、オノマトペが秀逸で、こちらの情欲を煽るのが上手い言葉選びだったのも評価が高い。

とにかく実用性が高い作品で、ソフトなマゾヒストに胸を張ってオススメできる。

  3.援交JKツインズ!2組目! ~閉所密着濃厚エッチ~

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今年もカモネギちゃんねるさんは最高だった。

2015年に発売された「援交JKツインズ! ~閉所密着濃厚エッチ~」の続編となる作品で、タイトルの通りロッカーのような狭い空間でちんちんかもかもする――といった内容。

前作もかなりクオリティの高い作品だったが、それよりも格段に臨場感、リアリティが増しており、空間を感じられ、体温まで知覚できるのでは?と錯覚するほどだった。

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シナリオもより洗練されており、状況説明の台詞一つとってもかなり具体的で、それでいて耳で聴いて違和感を覚えないところが素晴らしい。視聴者を馬鹿にしているのが言葉の端々から分かる女の子を描写するのがとても上手いな、と感心した。

全トラックにフィニッシュのシーンがあり実用性も高いので気になった方は是非前作と併せて楽しんでほしい。

 4.ジト目を崩さない武器屋の娘に拝み倒して素股してもらう

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サークル「ペレス解部」さんの作品。

タイトルの通り、ジト目を崩さない武器屋の少女に敬語で罵倒されたりなんやかんやといった内容である。

設定やキャラクタの心情描写、台詞の言葉選びに定評のあるサークルだが、この作品も同様とても良かった。

上記した通り、キャラクタの心情描写力が尋常じゃない程に高く、根底に愛のある罵倒というのを音声のみで表現しているのが凄い作品だった。

主観的なレビューになってしまうが、淡々とこちらを罵倒してくる作品は幾つも世の中にあるが、自分はソフトなマゾヒストなので根底に愛が無いと途中で心が折れていたので、そういう意味でも合致した感じがあり、良かった。

女の子に叱られたり呆れられたい方に是非オススメしたい作品である。

  5.眠れない添い寝 お布団の中で悪戯される音声

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サークル「B-bishop」さんの作品。

優しくも意地悪な女の子にえっちな添い寝をしてもらう――といった内容。

全編バイノーラル録音で収録されており、とても臨場感が高い。

主観的な話になるが、自分は寝ながら音声作品を聴くきらいがあり、聴いている自分の状態と近く、没入しやすい作品であるのも好みだった。

今まで布団の中というシチュエーションの作品は多くあったが、全編通してそれ、というのは余りなく、そういう意味でも新鮮味があった。

2トラック目の「眠れない添い寝」はなんと60分超えとなっており、長い間じっくりと時間をかけて快感を高められるというシチュエーションである。女の子との距離感までも感じられるような編集や、耳をくすぐる息遣いまでも生々しく、1時間以上ずっと焦らされ鈍い快感に身悶えできるので、ソフトなマゾヒストの方にオススメである。

また主観的な話をするのであれば、乳首責めのシーンの比重がかなり多く、そういった意味でも良かった。

  最後に

今年はマゾヒスト向けの作品が例年よりも多かった気がする。(自分がそういう作品しか買わないので気のせいかもしれない。)

とにかく良いヘッドホンを買ってから音声作品を聴くのが楽しくて仕方なくなってしまったので、皆さんも普段使っているイヤホン、ヘッドホンではなく、バイノーラル再生に適したヘッドホンを購入して楽しんでみてはいかがだろうか。

 

 

 

2017年読んで良かった本

 

誰とも交流せず家に引きこもりひたすらアニメを見て本を読んでいたら2017年が終わりに近付いてしまった。

今年は色々な作品に心を動かされたのでそれを忘れないために備忘録として記事にまとめておこうと思う。

 

天冥の標 

 

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

 

 友人に薦められずっと気になっていたので2017年初めに全巻購入し4月頃まで黙々と読み進めた。

巻を読み進める毎にどんどん分かってくる気が狂うほどに丁寧に作られた世界観とキャラクタの造形、綿密な設定と張り巡らされた伏線で今年初頭は完全に頭がおかしくされてしまっていた。

現在同シリーズは13冊刊行されているが、その1冊1冊がほとんど違う作風で描かれているので読んでいて飽きる事が無かったので良かった。

1巻まるごとパンデミックSFを書いたかと思えば、続く巻では性愛をテーマにSF官能小説を書き、また別の巻では宇宙艦隊の戦いを描く。そんなサラダボウルのようなシリーズだが、描かれている全ての物語が重要な伏線もとい人類の歴史という馬鹿みたいにデカイ主題に繋がっているので、ページをめくる毎に世界を拡張していく感覚を味わえとても面白かった。

2018年に最終巻が刊行予定なので、今から楽しみである。

 

BEATLESS

 

BEATLESS

BEATLESS

 

 またまた日本のSFを語る上では外せない教科書のような作品だが、BEATLESSも今年読んだ。今年はSFに入門した年だったと実感している。最近シンギュラリティやらディープラーニングやらをテレビなんかで見かける機会も多いので丁度良いタイミングだったかもしれない。

語るまでも無い作品だと思うが、これはもうめちゃくちゃに面白かった。最高のライトノベルであり、最高のボーイ・ミーツ・ガールであり、最高のSF小説だが、この作品を読み一番心にデカイダメージを与えられたのがアナログハックという概念である。

”アナログハックとは、「人間のかたちをしたもの」に人間がさまざまな感情を持ってしまう性質を利用して、人間の意識に直接ハッキング(解析・改変)を仕掛けることです。 
 
人間は、人間の〝かたち〟をしたものに反応する本能を持っています。たとえば〝笑顔〟を描いた絵や映像を見ることで幸福な気持ちになることができます。あるいは、警官の絵を描いただけの看板を見て、警戒心を呼び起こされて車のスピードをゆるめたりします。 
 これは脳が持つ性質から、人間の意識が無意識にそう動くものです。 
 ですが、この性質は、我々の感情や意識が、〝人間のかたち〟をつくことで接触可能な、悪用のおそれがあるセキュリティホールを持っているのだとも言えます。”

www63.atwiki.jp

 

今まではドラえもん のび太の海底鬼岩城のバギーちゃんの最期に涙し、楽園追放のフロンティアセッターに心を打たれる程度には心を持ったロボットにこれといった違和感を抱いていなかったが、BEATLESSを読み終えた後に触れた作品に人工知能やヒトの形をしたモノが登場して感情や自我の話をしだすとファイティングポーズを取るようになってしまった。

余談だが、2017年放送されたアニメにフレームアームズ・ガールという作品があり、この作品は丁度自分がBEATLESSを読んでいる最中に放送されていた。

作品に登場する人口自我AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載したロボット、轟雷が様々な経験から感情を獲得していくという素晴らしい作品だったのだが、視聴中とにかくアナログハックがチラつき全く関係の無い文脈を獲得して毎話号泣してしまうというのがあり、未だに記憶に残っている。(アニメの話はまた別に記事を書こうと思うので割愛する。)

 

アリス・イン・カレイドスピア

 

アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)

アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)

 

 前述のBEATLESS以後に読み、とてつもなく食らってしまった作品。

同作者が小説家になろうにて連載している幻想再帰のアリュージョニストにはイマイチ食指が伸びていなかったが、この作品はこれがもう尋常じゃなく面白く、あっという間に読み切ってしまった。

闇鍋のように色々な要素がグチャグチャにないまぜになった寓話そのもののような作品が寓話賛歌を描く7章が本当に凄く、何度読んでもめちゃくちゃに泣いてしまう。

この作品を読んでようやく確信したが、自分は「ヒトでないものが人間性を獲得したり、何かを創り出したり、何かを生み出す作品フェチ」のようだ。

余談だが星海社のサイト上にて無料であとがき以外を公開しているので気になった方は是非3章まで騙されたと思って読んで欲しい。

sai-zen-sen.jp

 

 深紅の碑文

 

深紅の碑文(上) (ハヤカワ文庫JA)

深紅の碑文(上) (ハヤカワ文庫JA)

 

 

深紅の碑文(下) (ハヤカワ文庫JA)

深紅の碑文(下) (ハヤカワ文庫JA)

 

上田早夕里による《オーシャンクロニクル》シリーズの2作目の長編。華竜の宮の続編にあたる作品である。

内容は重く、読むのに体力のいる小説だが、これまたとんでもなく面白く夢中になって前シリーズと合わせてあっという間に読み切ってしまった。

地球規模の環境変動が近い未来に起こり、世界の終末に向かいつつ生きていく人類達を描いた壮大なSFで、目に見える形でゼロサム・ゲームとなってしまった資源を奪い合う集団や、その集団と交渉を行う主人公、滅びゆく人類の文明を外宇宙へと飛ばし人類が生きた証を地球外に残そうと宇宙開発に奮闘する集団という、三者三様の人間模様を社会をまるごと描くことで書ききったすごい作品だった。

「物語が知性体を成長させていく」や、神林長平の言壺にも通ずる所のある「言語の不完全さ」というとにかくデカイ主題を見事に書ききった作品なのでまだ読んでいない人には是非読んで欲しい。(ネタバレになってしまうので詳細を書けないのが歯痒い)

 

個人的には一つ、まだ回収されていない設定もといチェーホフの銃があるので、このシリーズはまだ続くのでは無いかと思っている。

 

テスタメントシュピーゲル3 下

 冲方丁最後のライトノベルと称されたシュピーゲルシリーズの完結巻。

彼女たちがスタートラインに立つまでの道のりを丁寧に疾走感溢れる文体で描かれている。

テスタメント序盤の少女たち全員に艱難辛苦が降りかかり、この伏線は回収されるのか……と疑りながら読んでいた1,2巻からがらりと転換し、最近の冲方作品では珍しく後味のいい爽やかな読後感に包まれる作品だった。

MPBでは陽炎・サビーネ・クルツリンガーが、MSSでは雛・イングリッド・アデナウアーが好きである。

 

筺底のエルピス

 どこだったかのブログで絶賛されているのを見て読み始めた。

とにかく設定が緻密に練られており、作者自らがその設定を利用しつつ伏線を張っていく手腕は見事な小説だ。

一言で形容してしまうと異能力バトルライトノベルなのだが、その能力には厳格な原則が存在していて、その原則を見事に活かし相手や読者が予想できない形で裏切るところなどを読んでいてHUNTER×HUNTERの念能力に近いものがあると感じた。

一区切りが付く4巻から5巻の流れが本当に素晴らしく、5巻の最後の一文では見事に感嘆させられたので未読の方には是非騙されたと思って4巻まで読破してもらいたい。

 

 

バビロン 3 ―終―

バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

 

 脚本を担当したアニメ、正解するカドが様々な賛否両論を巻き起こした野崎まどのバビロンシリーズの最新刊。

サブタイトルに―終―と付いているので終わるのかと思いきや全然そうじゃなかった。

1冊丸々を使って善悪の概念を定義するという今後の展開にも作用してくるであろう重要な巻だったが最悪の女曲世愛が登場して全てが”終わった”。

余談だが、 バビロン3が刊行される前に野崎まどが描いた色紙がこれである。

 

 読了後にこの色紙を見て、是非最悪の気分になってほしい。

 

正解するマド

正解するマド (ハヤカワ文庫JA)
 

 前述したアニメ正解するカドの公式スピンオフ作品。

野崎まどが脚本を手がけたTVアニメ『正解するカド』のノベライズを依頼された作家は、何を書けばいいのか悩むあまり精神を病みつつあった。次第にアニメに登場するキャラクター・ヤハクィザシュニナの幻覚まで見え始め……傑作SFアニメから生まれたもう一つの「正解」とは――衝撃のスピンアウトノベライズ

という頭のおかしいあらすじから判る通り大分に頭のおかしいメタ・フィクションSFになっている。

個人的にこの小説は野崎まどのファンが野崎まどと野崎まどの生み出したキャラクタに宛てて書いたラブレターと思っていて、恋愛モノの文法が多分に練り込まれているのがとても良かった。

電子書籍では一生発売されないと思うので是非フィジカルで購入して後半のあるページで椅子から転げ落ちる体験をしてみてほしい。

 

イリヤの空、UFOの夏 

中学生の時からずっと読もう読もうと思っていたが勇気が出ずにいよいよこんな年齢になるまで距離を取っていた名作ライトノベル

とにかく素晴らしい本を読んだ。中学生の時に読んでいたら頭がおかしくなっていたと思うのでこの年齢になってから読めて本当によかったと思った。

秋山瑞人の小説を初めて読んだがとにかく情景描写と文章の構成力が上手く、12月に読んでいたのに夏の匂いを感じ取れる程に世界に没入できた。

ぽっと出のキャラクタ一人ひとりまでもがこの世界に生きているというのをひしひしと感じられる文章力が本当に巧みで素晴らしいので、この作品の主人公である浅羽は描写されている文量ももちろん多く、とても魅力的なキャラクタとして生み出されている。

全4巻の構成もとにかく巧みで、1.2巻と3.4巻で2冊に分けそれぞれ世界を反転させているのもすごい。1巻で逃避の場所として描かれているトイレが3巻で覚悟の場所として描かれている事に気付いた時思わず大声を出した。

 

所謂セカイ系でカテゴライズされることの多い作品だが、その定義が主人公が世界とヒロインを天秤にかけて選択するということならば、イリヤの空、UFOの夏は二人ともが主人公で、二人ともが天秤を持っているというのが素晴らしいと思う。

二人の主人公の選択を4巻かけて丁寧に描いた作品であり、どちらかと言えば個人的にこれは恋愛小説の文法であると思っている。

秋山瑞人の作品は他に読んだことがないので、来年には最高峰のラノベとして名高いE.G.コンバットを読みたい。

 

おんなのこぱーてぃ

www.animate-onlineshop.jp

頭がおかしくなったと思われるかもしれないが大真面目である。

最後に少し毛色が違うがへんりいだ先生の成人向けコミックを紹介したい。

主にこの本を評価しているのは内容ではなくて(もちろん内容も素晴らしかったが)

とにかく装丁が良く本としての完成度が高い。

成人男性が大真面目に脳内で生み出した最高に可愛い女児のイメージが細部まで表現されており、パステルカラーな色使いやフォントに至るまでくらくらするほどのこだわり様だ。

一番凄いと思ったのがあとがきで、是非購入して実物を確認してほしいのだが、ファンシーないかにも女児が使いそうな便箋風のペーパーが付いている。このこだわりには正直なところ少し引いた。

昨今電子書籍が隆盛の時代だが、こういう装丁にこだわりがある本はフィジカルでの所持に意味が出てくるので個人的にはどんどんやってほしい。

 

最後に

 

2017年は昔から気になっていた作品を読む機会が多く、その全てがめちゃくちゃに面白い作品だったので来年も気になっている作品は絶対に読むように心がけたい。

貪るようにアニメと読書を続けた1年だったので、機会があれば今年見たよかったアニメに関しても記事を書きたいと思う。

 

 

 

 

【好きなもの】おへんろ。~八十八歩記~

はじめに

 今まで色々なアニメを見てきたが、一番心に残っているアニメは?と聞かれれば私は間違いなく”おへんろ。~八十八歩記~”と答えるだろう。

www.ufotable.com

おへんろ。とは

 おへんろ。~八十八歩記~(以下おへんろ。)とは、タイトルから大体察しがつくと思うが、四国八十八ヶ所巡礼、お遍路巡りをテーマにしているアニメだ。まお、ちわ、めぐみの三人の少女たちがひと夏の思い出づくりに挑戦したお遍路巡りを通じ、1200年の歴史の息吹を感じたり、地域に暮らす人達との交流や様々な貴重な経験を得て成長していくロードムービーのような作りになっている。

 

 おへんろ。は1話30分、全44話構成の作品である。ジョジョ3部のアニメで言うと刑務所にいた承太郎がDIOの館でヌケサクをぶん殴るくらいの長さだ。

それだけの尺を使い、おへんろ。は八十八ヶ所の札所の歴史や名所の解説をしたり、その道中にお遍路さんが立ち寄る休憩所、食事処、宿までも丁寧に紹介していく。

下手をすると自宅の近所よりも四国の方が詳しくなってしまいそうな程に丁寧で、テレ東なんかの旅番組と比較しても遜色がないレベルだ。

 

この作品を語る上で外せないのが、アニメと情報番組のハイブリッドととも言える画面構成だ。

語るよりも先に、まずは1話「発心。思い立ったが吉日!」のキャプチャを見ていただこう。

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 突然貼られた出来の悪いコラージュのようなキャプチャに驚愕している人もいるかもしれない。だがこれが正常だ。おへんろ。は全編通し、実写映像にアニメのキャラクタを組み合わせるという非常に斬新な手法を用いている。

冒頭でおへんろ。をアニメ作品と表現したがそれは便宜上のものであって、実際のところ実写とアニメのハイブリッドという斬新すぎる構成のせいか、番組表等の媒体によっては情報番組、旅番組として分類されているらしい。

 

このように特殊な作風だが、地域振興を目的としたアニメとしては実に理にかなった演出だと思う。

昨今、一般的なアニメ作品でも現実の町並みをロケハンし、それを元に背景を描く作品は多い。熱心なファンが作品の元ネタになっている場所に訪れる、いわゆる聖地巡礼といわれるムーブメントを作り出している作品も多くある。

だが、アニメのキャラクタの造詣に合わせてデフォルメされた背景は実際にその土地を訪れた際、脳内に思い描いていたイメージと乖離している事が多く、現実の風景とのギャップを生むことがままある。

その点、おへんろ。は心配がない。現実の四国の美しい町並みや自然豊かな山道等がそのまま背景になっているのでイメージと乖離することは無いだろう。

ちなみに背景だけでなく、出演している人達ももちろん全員実写だ。

お寺の住職も、休憩所の管理をするおばあちゃんも、食事処の店員も、宿の女将も、全員実写だ。

その点も現実とギャップを生むことがないし、インタビューを受けている四国の人々の人柄も透けて見えてくるのでじんわりと心が暖かくなってくる。

彼女たちが実在する人物と対話するさまはなかなかにユニークな光景なので是非実際に本編で確認してほしい。

 

オススメの回

さて、おへんろ。に興味を持ってもらうために端的に作品の魅力を列挙したが、一つだけ問題がある。おへんろ。の魅力であり最大の欠点でもあるが、全話視聴すると膨大な時間がかかるという点だ。

30×44話=22時間。現代人はそこまで暇ではない。

もし、おへんろ。を本腰を入れて見てみようと決意した奇特な人がいればその人は是非1話から順に見てほしいが、そこまでの情熱を持てない人が99%だろう。

そこで、私が個人的に見てほしい回を5つ挙げるので、22時間人生を消費するのに抵抗がある人はどれか1話だけでもいいので気が向いたら視聴していただければと思う。おへんろ。のために30分だけ人生を消費してほしい。

 

 

 

1話「発心。思い立ったが吉日!」

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全てはここから始まった。第1話だけあって全員の演技がぎこちなかったり、めぐみの衣装が白衣ではなくTシャツだったりと、全話見終えてから改めて見るといろいろな発見がある。

 

 

 

第18話「まお! 太平洋に志を刻む!」

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まおが歴女であるという設定と、彼女がアイドルに憧れているという設定が初めて披露される回。

札所めぐり以外にも港の風景や渡し船、一般には非公開されているご本尊など、全編通してあまり見ることの出来ない風景が見れる回でもあり、評価が高い。

 

 

 

第23話「発心!修行!そーっす。総集編っす。」

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折り返し地点にさしかかった今までのお遍路巡りの旅を振り返るいわゆる総集編のような回。

これを見れば徳島、高知編全22話をキャンセルできるのでどうしても時間がない人はこの回を見てほしい。ちなみにこれ以降続く愛媛、香川編の総集編は無いので気をつけてほしい。

 

 

 

第27話「まお!地獄の沙汰もめぐみしだい」

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一度に3つの札所を巡る疾走感に溢れた回。

もちろん札所だけでなく近隣の食事処とケーキショップの紹介までも行っていて、場面の転換が早く見ていて飽きない。

47番八坂寺にある地獄の途を通ったまおがかわいいので必見。

予算が増えたのか、大体この辺りの回からアバンでドローンでの空撮シーンが挟まれることが多い。

 

 

 

第41話「まお、牛鬼に泣く」

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農村体験が楽しめるカフェや、うどん作りの学校を訪れる回。

牛鬼に怯えるまおがかわいい。

終盤の箸休め的な回だが、札所は一気に3つも巡っていて密度が高い。 

 

 

 

最後に

 この記事を読んでおへんろ。という作品に少しでも興味を持ってもらえれば幸いである。ちなみにおへんろ。は現在ハワイやタイで放送されており、日本だと高知さんさんテレビで再放送されている他、dアニメストアニコニコ動画等で視聴できる。

ニコニコ動画なら第一話を無料で視聴できるので、是非視聴してほしい。

 

ちなみに余談であるが、もしこの記事を読んでおへんろ。を見てみよう、と決意した人がいたなら”おへんろ。は1日1話、寝る前に見るくらいがちょうどいい。”ということだけは伝えておきたい。一度に視聴してしまうと彼女たちの旅が終わった時、凄まじい喪失感に苛まれることになる。(私はそうなった)

 

更に余談だが、岡山のテレビにTEAM OHENRO。の三人が出演した際の動画がyoutubeにアップされているのだが、自らが演じたキャラに対して思いの丈を語る三人を見ているととても心が暖かくなるのでこの動画も是非見ていただきたい。

www.youtube.com

 

 

 

2016年リリースされた同人音声5選

ランキングではなく良かった作品5選です。

自分は耳かき音声や催眠音声は聴かないので同人音声の中でもいわゆる淫語音声のみとなってしまいました。

 1.もんむすりらー ~ネクロマンサーのモルモット~

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サークル「性感ライフハック」さんの4年越しの新作。

霜月優さんが演じるネクロマンサーの色仕掛けに負け籠絡され実験体にされてしまう作品です。

ネクロマンサーの魅力的な女体や言葉、性技に思考を蕩けさせられ、抗おうと思えばいくらでも抵抗できるのに欲望に勝てずずるずると負けてしまう、という作りになっているため主人公に感情移入がしやすく、気持ちよく背徳感に打ち震えられる素晴らしい作品です。

詳しくはネタバレになってしまうので避けますが、初めて聴いた際、劇中でのネクロマンサーの態度の急変具合にめちゃくちゃドキドキしてしまい案の定負けてしまいました。

 

追記:ちなみに2017年2月6日までDLsiteのセールで半額で購入できますのでこの機会に是非。

 

 

2.幼児退行の魔女とでちゅまちゅエッチ

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サークル「カモネギちゃんねる」さんの音声作品。

分倍河原シホさんが演じる魔女に赤ちゃんにされてしまう作品です。

一般的な赤ちゃん言葉を主題にした作品と違い、この作品には射精する度に幼児退行してしまう、という設定があるのですが、この設定があるおかげで話が進むにつれ徐々に魔女に思考も心も蕩けさせられていく主人公に感情移入がしやすく、気持ちよく赤ちゃんになることができるようになっています。

 余談ですが、自分は劇中の

「・・・ん〜? だめにゃの? 出来ない? どうしてだめなんでちゅか? 何がだめにゃの? ・・・わかんにゃい? むー? わかんにゃいけどダメなんでちゅか? ふーん・・・♪ くすくす♪」

というセリフの、普通の赤ちゃん言葉ではあまりない”な行”を”にゃ行”にしているところでなぜかめちゃくちゃドキドキしてしまいました。

 

3.赤ちゃん言葉囁きバイノーラル ~メイド編~

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サークル「かわいいおっさん症候群」さんの音声作品処女作。

沢野ぽぷらさんが演じるメイドに赤ちゃん言葉であやされたり意地悪されたり馬鹿にされたりする作品です。

先程紹介した「幼児退行の魔女とでちゅまちゅエッチ」とは違い、変化球の赤ちゃん言葉作品です。

タイトルからして赤ちゃん言葉で甘やかされる作品なのかな?と思いきやそうではなく、どちらかと言うと赤ちゃん言葉を用いた調教のような作りになっています。

赤ちゃん言葉であやしてくる作品は必然的に猫撫で声になり必要以上に声を高くなりがちな印象があるのですが、この作品は前述の通り調教がメインなせいか、それとも沢野ぽぷらさんの声質のおかげか、少し低めの赤ちゃん言葉になっているところが他の作品と違うと感じました。

また、タイトルに”囁き”と書かれている通りバイノーラル録音の作品ですが、プレイ中ずっと囁かれている訳ではなく、ここぞというカマシのシーンに使われており、気持ちを昂ぶらせるのに一役買っています。

赤ちゃん言葉で脳みそが蕩けるまで甘やかされたい、という人には向かないかもしれませんが、優しく責められてみたい、という人にはオススメできる作品です。

 

追記:ちなみに2017年2月6日までDLsiteのセールで半額で購入できますのでこの機会に是非。

 

4.悪の女科学者が僕に妖しく囁いてくる

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サークル「タロイモ本舗」さんの音声作品。

井上果林さんが演じる悪の女科学者に少しずつ堕とされる作品です。

タイトルに”悪の女科学者”と付いている通り、敵に薬を投与され調教されるというなんとも恐ろしい話なのですが、痛めつけられたり無理やり屈服させられたりするのではなく、薬と彼女から与えられる快楽で少しずつ悪に堕ちていくという比較的緩い作りとなっています。

この作品のプレイ内容は全編通して手淫のみとなっており、少し単調に感じてしまうのですが、それを補ってとにかく言葉責めが巧みで聴いていて飽きず、なおかつ井上果林さんの低めの声質に悪の女科学者というキャラクタが非常にマッチしており、年上の女性に支配され、堕とされてしまうんだ……という気持ちになれオススメです。

タイトルにもある囁きと低めの声質の相性が素晴らしく、それだけでも一聴の価値ありです。(ただバイノーラル録音ではないので囁きは左右にパンが振られているだけですが)

低めのトーンの落ち着いた女性に屈服したい、といった方には文句なしにオススメできる作品となっています。

 

5.なめぬるり

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サークル「音撫屋」さんのバイノーラル音声作品。

2016年の同人音声を語る上では外せない作品ではないでしょうか。

総収録時間3時間42分24秒という超大作となっており、その内90分くらい耳をべろべろ舐め回され、60分くらい耳元で好きと囁かれます。

環境音の情景描写力やリアリティ、声の距離感や空気感等々、他のバイノーラル音声作品から頭一つ抜きん出ているな、と一聴した際思いました。ハーレムモノの作品ですが各々のキャラ立ちもしっかりしており、ソロパートの実用性も高く恐ろしいまでのハイクオリティな作品です。

正直なところこの作品は紹介するのも無粋なレベルですので、気になった方はとりあえず体験版を一聴していただければと思います。百聞は一見にしかずです。

 

終わりに

今年購入した作品の一覧を見ていると普通の作品でも”赤ちゃん言葉”だったり”幼児退行”のパートがある作品が多く、2016年は赤ちゃんの年なのかな、と思いました。(多分自分が購入している作品が偏っているだけだと思います。)

今年良かった作品を5作選ぶ上で、1つのサークルさんからは1作品のみ選ぶように考えたのですが、本当はもっと紹介したい作品がありました。

例えば、「カモネギちゃんねる」さんのこちらの作品や、

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年末にリリースされた「かわいいおっさん症候群」さんのこちらの作品もとても素晴らしかったのでいつかの機会に紹介できたらいいな、と思います。

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2017年も淫語音声、買いまくるぞッ!!!!!!!!!!